夜空で光輝く星--世界の国旗で一番多く描かれているのが、星のマークです。
◎一つ星は目標や団結のしるし
国旗に描かれている図形の中で一番多いのは、星のマークで、全世界の約3分の1。61もの国々が星を取り入れています。
まだ航海の技術が発達していなかったころ、船は夜空に輝く星の方角を基にして針路を決めていました。これらのことから星には「目指すもの、目標」という意味が生まれました。多くの国々は一つ星を描くことで一つの目標に向かって団結する国になろうという意味を込めようとしました。
星は古くから占いにも使われていて、神秘的なものでした。この神聖なイメージも星が好まれる理由です。
◎星の数に注目
数に意味が込められていることが 多いようです。
- カーボベルデ・・・島国で10個の星は10の大きな島を表しています。
- コンゴ民主共和国・・・国内の6つの地域を表しています。
- ウズベキスタン・・・12の州を表しています。
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ブラジル・アメリカ・・・星の数が州や区の数をあらわしています。
(州や区が増えると国旗の星も増やしていきます)
*アメリカは13の州から始まって現在の50の州になるまで、
合計27回国旗のデザインを変えています。
◎星は社会主義・共産主義のシンボル
星は団結のマークであったため、全世界の労働者が団結して、平等な社会を作ろうという目的をもって20世紀のはじめに作られたソ連(現ロシア)が国旗を作りました。
星の下のハンマーは工場で働く人を、鎌は農民を表しているそうです。このソ連の目指す社会の仕組みに賛同して社会主義国・共産主義を取り入れた国が、自分の国の国旗にも星のマークを取り入れました。
このことで20世紀以降、星のマークや赤い色は社会主義・共産主義のシンボルになったのです。
主な国・・・ベトナム・ソマリア・北朝鮮・ブルキナファソ・アンゴラ・モザンビーク・ジンバブエ・中国